シャンパン(ロゼ)、ランドックの白、産地は知らないけど2007の赤。
3本あいてしまった
3本あいてしまった
お医者さんのご家族と食事会。そうなるとソムリエの友次さんがフル稼働。ソムリエに相談しながら食べるものを決めるというのはなかなか楽しいもんですね。
「高いワイン出したらあかんで」
「ご心配なく。うちは安くておいしいワインしかありませんから」
わけあって、ビビアンにも同席してもらいました。
ビビアン。美形なのに顔は見せたくないそうです。アン・ハサウェイのお顔を拝借しました。似てませんよ。似てるとすれば山本リンダです。
これが山本リンダです
こちらは先生の奥様です。檀れいの写真ではないかとみなさんおっしゃるでしょう。でも、この写真でいいのです。見分けつかないくらい似てるんですから。出身地も互いに兵庫・鳥取県境あたりで近いばかりか、年齢まで同じです。
福知山の美女ナンバー1、ナンバー2に囲まれました今宵、なによりも印象に残りましたのが、ふたつのチーズでした。
まずはマンステールというチーズ。
先生の解説:このチーズは解剖実習の匂い。この匂いを我慢できずに気分悪くなって倒れる学生もいる。
奥様の解説:人の臭さっていうのか、ほんとに臭い。
つまみ上げて口に運ぶ時点で、すでに筆舌に尽くしがたいものがあります。
解剖の匂い・・・
人の臭さ・・・
えらい解説をしていただいたもんです。
それでも口に入れてしまいますと、チーズとしてはおいしい。お世辞ではなくておいしい。ただし、歯と歯の間にわずかに残った数ミリが再び口の中いっぱいに匂いを拡散させます。俺はいったい何を食べたというのか。解剖死体の肉片を食べたらこんなんですか?
ソムリエ友次さんの解説:ウオッシュタイプですから、外側は匂いが強いんですが、それは外側だけです。内側の味はマイルドですよ。
ビビアンはまったく平気です。「これのどこが臭いんですかあ?」とのたまっております。「このチーズが大丈夫なら酒が強い」と先生。私はさっきの匂いを思い出すだけで顔がゆがんでしまいます。
世界のチーズ専門店オーダーチーズのサイト(http://www.order-cheese.com/order/310.html)を見ていましたら、マンステールにクミンの種をふりかけて食べるとおいしいと書いてありました。今度はゴサインさんとこでクミンもらってからソレイユに行きます。
もうひとつは、バローロというチーズ。こちらはおいしかったという話。
バローロはあのバローロ。イタリアの高級ワインです。その酒粕を表面にまぶして熟成させたチーズ、それがバローロです。ワインの名前そのままにバローロと呼ぶそうです。別の解説では、バローロの酒粕を入れたバローロワインに漬け込むと書いてあります。
このチーズの解説は、以下の3つのURLを参考にしてください。
http://www.cheese-library.com/6568.html
https://shopping.fermier.fm/goods/goods.php?itemId=331
http://www.order-cheese.com/order/g3665.html
こういうとき、ビビアンの直感はとても頼りになります。初めて体験する味を端的に言い表すのは難しいものですが、ビビアンはこう言いました。
「あら、果物・・・ブドウ・・・ですよね。これもチーズなんですか?」
まさにその通りでして、これはチーズでいいのかな?というおいしさです。チーズをつまみに赤ワインを飲む味わいを固まりにしてしまえばこんな感じかもしれません。
インターネット通販でも希少なチーズらしくて、入荷単位も小さいようです。
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