舞鶴市に五老岳という山があります。海抜325mの頂上には展望公園があります。そこからデジカメのパノラマ写真機能で撮影しました。舞鶴湾です。
五老岳と海の位置関係で、太陽が昇るにつれて海面が逆光になります。いかにもしっとりした海面を写すには朝のうちにかぎります。
舞鶴湾は、流行歌「岸壁の母」でも歌われたように、シベリア抑留から解放された捕虜たちの引き揚げ港として有名です。テレビドラマ「不毛地帯」では、最終回近くの第15話で、壱岐と谷川が五老岳を訪れるシーンもありました。というのも、壱岐もかつてはシベリアの捕虜だったからです。シベリアの地に散った仲間たちの慰霊塔を五老岳に建てると壱岐は言いましたが、物語のなかだけの話。そのような慰霊塔はどこにもありません。
うちの母親は舞鶴生まれです。ついに母親までブログに登場です。幼い頃に舞鶴を離れて滋賀県に移りましたので、どこで生まれたのかも知らないそうです。母親のお母さんは滋賀県に移ってすぐに病死したために、実の母親の顔すら思い出にないといいます。
これは大江山連峰。この向こう側が丹後半島です。古の都人はなにゆえに大江山を鬼の住処と位置づけたのか。鬼の住処の向こうに広がる丹後は、京の都からみてどのような土地であったのか。興味がつきません。
下の写真は若狭との境にそびえる青葉山。舞鶴側から見ると双峰の姿です。若狭側から見ると富士山のような姿をしていて、若狭富士とも呼ばれています。
この青葉山の中腹に松尾寺(下の写真)があります。西国三十三箇所巡礼二十九番目の札所にあたります。馬頭観音を本尊とする寺です。信仰の篤い人たちが数多く訪れる場所になっています。
本坊には多種多様なお守りが500円で並べられています。病の身代わりになってくれるお守りというのもあって、母親の身体の調子がよくないときに買っていったことがあります。うそかまことか、このお守りの霊験あらたか。母親はすっかり元気になりました。その後、母親は、このお守りを何回も洗濯機に入れてしまいました。ボケ封じのご利益まではなかった模様です。
たいしてまとめもおちもない記事になりました。ごめんなさい。
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