2010-12-25

番外編:丹波篠山の黒豆 正月もすぐそこに

DSC04535

 これは何か?丹波黒豆。本場の丹波篠山産だ。粉をふいたように表面がうっすら白い。
 在宅酸素代理店の朴さんのオフィスが篠山市にある。朴さんのオフィスには篠山の黒豆農家の方もおられる。朴さんを介して、その農家から、10月には黒枝豆、12月には黒豆を分けていただく。ブランド品丹波篠山の黒豆が破格の値段だ。今年は2kgを買った。

 篠山の黒豆は誰が煮てもシワにならないと朴さんが自慢する。篠山を食べたらよその黒豆は食べられないとも言う。
 妻お龍が朴さん経由の黒豆を使い出してから、ふっくらつやつやの仕上がりが身内で好評。私の母親、叔母からも丹波篠山の黒豆を買ってくれと頼まれる。今年は娘のモトコまで丹波篠山の黒豆で正月のおせちに挑戦したいと言い出した。


DSC04536 けれども、誰が煮てもシワにならないという朴さんの言葉は篠山ナショナリズムとでも言うべきもので、やはり煮方を知らなければシワになる。
 料理研究家の土井勝さんが15年を費やして編み出した方法というのがこちらのサイト(http://marron-dietrecipe.com/washoku/washoku_kuromame.html)で紹介されている。参考になれば幸いだ。

 いま、お龍が仕事から帰ってきたので、シワの出ない煮方の話をしてみた。
 彼女は神奈川県出身で、実家で習った煮方は必ずシワになったという。

 「うちのおばあちゃんは、煮汁からいつも豆が顔を出してたからね。あれはだめなの。でも、こっちのおばあさんから土居勝さんのやり方を習ってからふっくらつやつや。シワになったことがないよ。関東だと、黒豆にシワがよっているのは別に恥ずかしいことじゃなかったみたい。おカボもそうだけど、こっちは煮汁をいっぱい使うのね。関東では煮汁がなくなるように煮てたから。まあ、文化の違いかしらね」

 そうだったのか・・・お龍さん、あなたのお顔用に土井勝さんの方法ってないものだろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿