番外編：サロン・ド・テ オ・グルニエ・ドール

　えらい雨降りの日でしたが、とにかくおいしいケーキをお土産にすべき理由がありまして、オ・グルニエ・ドールへ出かけてまいりました。

　福知山市ランチハウスリリィのご夫妻から「あそこのケーキは別格です」と教わりました。「そのかわり場所がわかりにくいですよ」。その言葉通りけっこう迷いました。たどりついたつもりが、私の入った店は持ち帰り専門のオ・グルニエ・ドールではなくて、そこで食べていくほうのサロン・ド・テ オ・グルニエ・ドールでした。入力しにくい店名ですなあ。しゃべるにしてもしゃべりにくいし。

　食べていくほう専門でケーキを買う人はあまりいませんし、店の本来の仕事の邪魔にもなるのでしょうが、親切にも持ち帰りに対応してもらいました。持ち帰る客も多いがゆえに持ち帰り専門店が用意されているというのに、ほんまにすんませんでした。それが申し訳なくもあり、おっさん独りでケーキも食べてきました。ピスタチオとグレープフルーツのなんとかです。おいしかったですよ。これなら他人さんに差し上げても大丈夫だと安心しました。雨の中庭を眺めつつおっさん独りです。




　下の写真は六角堂です。
　店からめちゃ近いわけではありません。六角堂の前の駐車場に車を置いて店まで歩きました。

六角堂の北面に、太子が沐浴されたと伝えられる池跡がありますが、この池のほとりに小野妹子を始祖と伝える僧侶の住坊があったので「池坊」と呼ばれるようになりました。池坊の祖先は、朝夕宝前に花を供えてきましたが、ついには代々いけばなの名手として知られるようになり、いけばながひろがりました。

　六角堂の公式ホームページを見ますと上記の文章があります。六角堂がなぜいけばなの発祥地とされるのか、その説明です。

サロン・ド・テ オ・グルニエ・ドール

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