春の海を眺める飼い主とワンちゃん。ワンちゃんはめずらしい毛色のミニチュアダックスフントです。お尻がかわいい。飼い主はいまどき黒髪そのままがめずらしい。お尻がかわいいかどうかはさすがにわかりません。
ここは宮津市波路。名も知らぬ小さな川が海に流入する地点です。川にはイサザが遡ります。暖かなこの日はイサザの遡上が多かろうと、川のあちこちに漁具が仕掛けられていました。川底に置かれたステンレスの籠が罠となり、そこにイサザの群れが迷い込みます。イサザを捕まえるためのステンレス製漁具 |
こちらはグリル谷川です。ほんとの海沿いにある洋食屋さんです。裏は防波堤を挟んですぐ海です。
私はお弁当を注文するためにグリル谷川にやってきました。2時を過ぎて店はすでにクローズ。これは困った。そう思っていたところへ店主の谷川さんが戻ってこられました。イサザの仕掛けをちょっと見に行っておられた様子です。仕掛けに入っていたイサザを特大クーラーボックスまで運んでこられました。
水槽がわりのクーラーボックスのなかにはおびただしい数のイサザが泳いでいます。ある料理店の依頼でイサザを捕っているそうです。出汁用の網を使って死んだイサザを一匹ずつ取り除きます。なかに大きな個体も交混じっています。7cm~8cmくらいに見えました。
こちらはイサザの仕掛けを揚げるお母さん。イサザ漁が毎春の楽しみだそうです。生きたまま踊り食いで食べるなんて自分にはできないけれど煮て干すことによっていいお酒のつまみになる。そうおっしゃいます。自家製の煮干しを知り合いに配るのだそうです。暖かくなったから今日は捕れ方がいいとおっしゃていました。
先日、イサザの踊り食いを記事にしたとき、イサザの漁具は四手網で漁期は4月上旬までと書きました。今日の宮津のイサザ漁を見て、私の間違いをお詫びしないといけないと思いました。
漁具はステンレス製の籠を用いた罠漁法が主体、漁期は5月中旬までだそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿