京都府八幡市石清水八幡宮です。
昔は都の裏鬼門(南西)を護る神社だとされていました。
60歳になった今日、初めてお詣りに訪れてみました。
七五三の親子連れと並んで神様に手を合わせました。
京都府八幡市は松花堂弁当のふるさとだとされています。
実際のところは、吉兆の創業者、湯木貞一さんが松花堂弁当の考案者です。湯木さんは、そのヒントをこの八幡市から持ち帰りました。
1600年代前半、この八幡市で風雅を極めた松花堂昭乗というお坊さんがいました。書道・歌道・絵画・茶道の大家として知られています。
「八幡散策(http://www.asahi-net.or.jp/~uw8y-kym/index.html)」というサイトには、松花堂昭乗と松花堂弁当のつながりについて、次のような記載があります。
松花堂といえば、松花堂弁当が有名です。しかし、松花堂昭乗が弁当を考案したのではありません。昭乗は農家が作物の種などを入れるために使った田の字の形に仕切った箱をいくつも手許に置き、絵の具箱に用いたり、薬を入れたりタネを入れたりして、満悦だったと伝えられています。
昭和の初め、この昭乗遺愛の箱を見て、これに料理を盛りつけてはと考えたのが、大阪の料亭吉兆の主人、湯木貞一さんでした。これがうけて松花堂弁当は全国に広がりました。その松花堂弁当を、創作した吉兆が松花堂庭園内で提供しており、今日における新名所となっています。
その吉兆松花堂店は松花堂庭園に隣接しています。
写真画面まんなか、小さくてなんですが、女将さんのような和服の女性が見えるでしょ。
駐車場を出て行こうとする客のタクシーを見送っています。
タクシーがウインカーを点滅させつつ車道に出始めたら、深々と腰を90度にまで折り曲げてお辞儀。タクシーが車道の流れに合流しきるまで頭を上げようとしませんでした。
松花堂弁当は金がなくてあきらめましたけど、値段が3900円ですから次回のお楽しみです。弁当の画像は吉兆のホームページで見てください。
弁当がダメでも松花堂庭園なら400円。入ってみました。
紅葉は、ここも11月20日過ぎがいいようです。
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