これがどういう現象かといいますと、夏の強い陽射しのイタズラです。
この現象を楽しむための条件はみっつあります。
①陽射しの強い午前中であること
②ガラス扉前に車が駐まっていること
③お父さんが立っていること
③の条件はあってもなくてもいいんですけどね。車のウインドウに強烈な太陽の光が反射する。それがガラス扉を通過して店内を照らす。ガラス扉の文字が壁に浮かび上がる。
見頃は短い。夏休み期間午前中限定ですから、みなさんランチハウスリリーに急ぎましょう!
そう、食卓が新しくなりました。
今頃気づいたんですかとキョウちゃん(マコちゃんの奥さん)にがっかりされました。椅子の座り心地がよくなってさらに長居してしまいそうです。
このブログを見た古いお客さんがリリーに電話してきたそうです。
まだやってたんですか。なつかしいですね。
お父さんとお母さんの写真を見て本当になつかしくて。
農協関係のお客さんもこのブログをきっかけに来店されたそうです。「製薬業界の仲間の方々に来ていただけるのならわかるんですが、まったく異業種の農協の方ですよ」とマコちゃんが驚き気味でした。
真夏のメニュー。キャベツサラダうどん。たまり醤油と自家製酢を混ぜたマコちゃんのオリジナル味付け。名づけてバルサマコ。
京都府北部にターゲットを絞ってやっていますと、世間の狭さにビビってしまうことがあります。ひとつのネタで誰かが嬉しくなることもあれば気分を悪くすることもある。その誰かというのが、みずしらずの他人さんではなくて○○さんの友達だったり親戚だったりしますから気を遣いますねええ。
おいしいものをもらったなんてネタはたいへんですよ。なんでうちにはくれなかったという遺恨につながるケースもあります。
京都の北部は世間が狭すぎる。ブログ向きじゃない。
そのかわりに、知らず知らずのうちに人と人をつないでいた。そんな効果も生まれてきます。リリーの古いお客さんがこのブログを見て店に電話してきた。存外の喜びです。10万アクセスを超えるまでたくさんの方に見ていただいておりますと、なるべくいい効果につながる話題を提供したいという気持ちになってきます。日記じゃいけないし、そもそも日記なら自分がおもしろくないしと思います。
リリーのカウンターに座ってますと、いろいろなお客さんがやってきます。たった7席か8席ほどのカウンターですが、実は人材の宝庫なんです。つい先日は、不登校の相談窓口を20年間もやってきた先生にお会いしました。教職を退いてからボランティアを続けてこられたそうです。多数の生徒と両親を助けてこられた先生も、ただ仕事をサボっているだけの私も、同じ冷シャブ定食を食べています。先生から様々な話を聞かせていただきました。
冷シャブ定食。熱いのはご飯だけ。あとは冷えた品々。
私のブログもリリーのカウンターみたいでありたいな。車のウインドウに反射した陽の光が壁に文字を映し出すように、人と人をつなぐ架け橋にもっとなれたらいいな。
みなさん、これからもおさちゅんブログをよろしくね。
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