2011-08-12
ランチハウスリリィ謹製 純米密造酢かとう
純米密造酢「かとう」です。密造”酒”ではありません。密造”酢”です。
ランチハウスリリィの加藤まこちゃん・きょうちゃん夫妻の手作り酢。ラベルは息子さんがこしらえました。ランチハウスリリィのイメージキャラクター、太り気味のカワセミがデザインされています。
原材料はきょうちゃんの実家でおばあちゃんが手塩にかけた米。それにひとつまみの煩悩を加えてあります。酸度は超すっぱい。今年はすっぱい仕上がりになりましたとまこちゃんが言います。
妻お龍が宮津市飯尾醸造の純米富士酢を出してきました。飲み比べたいというのです。
飲み比べ?マジかよ。
丹後へ行きますと「飯尾醸造の富士酢を用いています」とわざわざメニューに書く飲食店は少なくありません。あの伝説的コミック「おいしんぼ」でも取り上げられたくらいのブランド酢です。お鮨を始めようとしている縄屋の吉岡さんを支えるのも飯尾醸造です(縄屋のお鮨記事にリンク。6月の記事。8月の記事)。
うちも富士酢で重宝しています。もうちょっとおいしくしたいなというときは、料理の種類を問わず富士酢を入れてみます。たいていおいしくなります。
左は富士酢の表記。原材料にひとつまみの煩悩が入ってません。これが勝負結果にどういう影響を及ぼすか?
妻お龍は、「かとうがおいしい」と即断です。
甘いでしょう。それから酸っぱいでしょう。レモンみたいな酸っぱさがよくない?
舌は先端で甘さを感じ、少し奥の左右で酸味を感じます。その両方に別々にくるのがかとう。舌の全体で旨みを感じるのが富士酢。お龍はそう言います。右の図は、IPA(独立法人情報処理機構)のサイトから拝借しました。URLはhttp://www2.edu.ipa.go.jp/gz2/a-cg/a-500/a-530/IPA-acg340.htmです。
かとうは魅力的なお酢です。これはやっぱりひとつまみの煩悩が利いてるんですね。ロック好きならかとうだぜ。そのかわり、かとうは年によって味がいろいろです。ハンドメイドと自分らしさを売りにするランチハウスリリィ、その自家醸造ですから。
さっきからずっと飲み比べをやっていまして、どれだけむせかえってますことやら。台所が飯尾醸造の蔵みたいなすっぱい空気になっています。
ラベル:
ランチハウスリリィ
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