盛り付けは生け花に似て。
ビオラビットのランチメニュー、ビオランチ(1580円)のオードブルの片隅にこんな細やかなデザインを見つけました。
サーモンにふわっと寄り添うのはフェンネル(ウイキョウ)の先端です。少し顔をのぞかせるオニオンスライスの下からすっと頭を出すのは水菜。皿のふちには、誤ってこぼしたかのようなドレッシング。
宮津→与謝→五十河(いかが)→弥栄というルートでしたので、昼ごはんは久しぶりにビオラビットでした。
新しいメニュー、びわソーダ。グラスのなかに海を映そうとしたのですが、どう角度を変えても電子ポットしか入ってくれません。ま、おしゃれなレストランの生活臭ということで、これにしときました。
この前は夏野菜の季節に来ました。すでに11月。根菜をはじめ野菜があれこれ出回る季節。ビオラビットの野菜料理もにぎやかになっていることでしょう。
こちらがオードブルです。このなかに何種類の野菜が入っているのでしょうか。ビオランチを食べたら20種類以上の野菜を食べたことになると対馬シェフが言っていました。
スープは、丹波黒鶏と冬瓜。スプーンを入れますと、底に鶏肉、冬瓜、麦が沈んでいます。
四つ葉ベーカリーのパン。四つ葉ベーカリーは全国競技会どうだったんでしょうか。ここしばらく網野へ行く用件がなくて、結果を聞けていません。
こちらが、メインの丹波ポークのパテ。ポークのみならず、牛脂を細かく刻んで混ぜ込んでありますので、豚一辺倒の味ではありません。
食後のコーヒーはビオラビット君と共に。
おなかいっぱいになりました。パテのボリュームが見た目以上で、パイで包まれたなかにぎっしり詰まってました。ジャガイモとサツマイモを合わせてマッシュしたのがついてますから、さらにボリュームがあります。
「おなかいっぱいでしょう。もうパンはいらないでしょう。1580円払っておなかいっぱいにならなければ不満が出ますよ」と対馬シェフが言っていました。
対馬シェフとの長談義も楽しくて、ここに書きたいのですが、店を出てからが一大事でした。
与謝野海病院から弥栄病院へ抜ける53号線。私の100mほど前を軽自動車が走っていましたが、あるコーナーを抜けた途端にその軽自動車の姿が消えました。
どこか細い道へ曲がったのかなと思っていましたら、実はこんなことになっていました。運転していた人が居眠りしてしまったそうです。
幸いにも出血だの骨折だのそういう怪我はありませんでした。気が動転している運転手さんでしたが、近所の方々のおかげで次第に落ち着いてきました。
秋も深まり、肌寒くなってきまして、車のエアコンを暖房状態にして運転していますと、これが気持ちいいんですよねえ。眠くなるのもわかります。
五十河は初冬の趣でした。
Biorabbit ビオ・ラビット
〒626-0225京都府宮津市日置3599番地
マリントピア5号館1F
TEL 0772-27-0141
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