カニをさばく吉岡さん(縄屋) |
今年もカニのシーズンが近づいてきた。
11月6日に解禁だ。
カニは11月に限るというプロもいる。その説明を要約した。
ひとつは海の荒れ方だ。海が荒れるとカニ漁も無理なので、波の高い1月と2月は新しいカニが少なくなる。もちろん、店や旅館が「実はこれはおととい水揚げされたカニです」なんてことは言わない。
いっぽう、11月、12月、そしてカニ漁も終わりを迎える3月なら、海が穏やかな日も多く、新鮮なカニも豊富だ。
そのなかで11月と12月を比べると、12月はカニの値段が上がる。11月の場合、解禁日当日こそご祝儀相場だが、そこを過ぎると値段が落ち着く。言い換えれば、同じお金でより大きなカニが食べられる。
【カニの近道(クリックすればナビタイム地図)】
高速道路無料化だから、今年は一段とカニの客が増えるのではないだろうか。
京都縦貫道路終点の宮津インターチェンジまで走る車が多いので、休日は大江インターチェンジを過ぎたあたりから渋滞になっていることも少なくない。
なにがよくないかといえば、まずは宮津インターチェンジの出口構造だ。料金所を過ぎて一般道路との合流点に赤の長い信号がある。
さらには、国道178号線のミップル交差点で起きる渋滞が高速道路出口にまで影響を及ぼし、インターチェンジからミップルまでずらりと他府県ナンバーがつながる結果となる。
それだけではない。その渋滞をやっと抜けて国道178号線の車列に加わっても、宮津トンネルを通過するまではのろのろ運転が続く。
これら宮津市の渋滞を回避したければ、舞鶴若狭道路の福知山インターチェンジで下りてしまうのがイチバンだ。
福知山インターチェンジから国道9号線を鳥取方面に進み、牧という交差点で国道175号線に入る。そこから3分ほどの下天津という信号を左折して国道176号線。大江山に沿って走るようなコースで野田川に出る。民家の景色もいいので、単に渋滞回避にとどまらない値打ちもある。福知山インターチェンジから1時間とかからずにジャパンという量販店がある交差点で国道312号線に合流するので、そこを左折していけば峰山へと続く。
途中、与謝トンネルへの登坂車線は、福知山から来ても野田川から来ても、スピード取締りの有名スポットだ。遅い車を追い越したままのスピードでトンネルに向かえば必ず捕まる。
これよりもまだマニアックになるが、上記ルートの大江山を下りたところ(喫茶店のMokuが目印)の信号から国道176号線を斜め左にそれて旧道に入り、ちりめん街道で加悦の町中を走り抜けてから、平地地蔵、常吉、さらに農道の順序で走り峰山に出ることも可能だ。久美浜までカニを食べに行くのならこのルートが早い。
山道をいとわなければ大江町から野田川までの間道的ルートもある。けれども、同乗者が車酔いしそうなのでオススメできない。
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