Googleで「チャクリキ ちゃくりき」と入力して検索してみる。
100件くらいがすぐにヒットする。
そのほとんどが、与謝郡野田川町のラーメン店「チャクリキ」を賞賛する声だ。
実は9月11日、共栄学園中学校の体育祭、3年1組の活躍ぶりをビデオ撮影した。そのときのご父兄のおひとりが「チャクリキ」の敷地の持ち主。つまり「チャクリキ」の大家さんだった。週に1度は「チャクリキ」の麺を食べるというその方が、福知山雅治さんもせひ一度行ってみて下さいと薦めてくださった。
いちばんシンプルなつけ麺 |
うまかった。えらいインパクトだった。
3年1組の生徒全員を連れてきて、こんなにおいしい麺を腹いっぱいまで食べさせてあげたいと、本気で思った(私は本気で思ったが、3の1のみんなは本気で望まないようにネ)。
黒こしょうがきいた丹後ブラック |
餃子 |
メニューと食べ方案内 |
そして、もうひとつ印象的だったのが、チャクリキさんもやはりUターン組だったのかという点だ。
「鍵屋」の鍵夫妻しかり、「縄屋」の吉岡夫妻しかり、「おっ!!」と思えばUターン組という共通項がある。
Uターン組はユニークだ。もちろん、お値段以上(ニトリのパクリですんません)の中味があってしかもユニークということだ。
チャクリキのメニューは斬新。どんな味なのかあれもこれも試してみたくなる。
鍵屋は、舟屋を貸し切りで楽しんでこその体験型民宿。
縄屋は、従来からある仕出し店を継いだ形にはなっているものの、料理はもちろん、内装、食器、BGM、スリッパに至るまで、吉岡スタイルによるリニューアル。
それまで何もないと思われがちだった地域でこういう新しい試みが評判を呼ぶと、地元全体の注目度もアップする。他にも何かあるはずだと探したくなる。
店内の地元情報掲示板 |
チャクリキさんの壁面に掲示板があった。丹後の魅力を伝えるためのインフォメーション・ボードだ。ボードの掲示内容を眺めながら、自分が知っている以外にまだこんなにおいしい店があるのか、定年まであと2年では回りきれないぞと焦ってしまった。
味自慢のラーメン店の壁といえば、だいたいは自店の能書きベタベタだ。自店のみならず地元全体をもっとエンジョイしてもらいたいという気持ちがチャクリキさんになければ、このようなインフォメーション・ボードで壁を”無駄遣い”する発想は生まれなかっただろうと思う。
こういう心意気もユニークでおいしい麺の理由のひとつなんだろうなと思った。
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